PICK UP 介護業界コラム

2020.11.11

施設形態別の特徴をおさらい!

一言に「介護施設」と言ってもその種類は様々です。そこで本記事では施設形態とその特徴をいくつかご紹介をさせていただきます。
経験のない施設への転職時の参考や、名称は知っているけど詳しくわからない・・・といった方は、本記事をご参考にしてください。

特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)

特別養護老人ホームとは介護老人福祉施設とも呼ばれており、自宅などでの生活が難しくなった高齢者が入居している施設のことです。
施設では衣食住のサポートをはじめ生活全般に関わる支援をしています。
ご利用者様は要介護度が3以上の方が中心で他の介護サービスのご利用者様と比べると身体介助や認知症ケアを必要とする方の割合は高いのが特徴です。また、看取りケアを行っておりご利用者様が慣れ親しんだ施設で最期の時まで過ごすことができるように支援をしています。

【特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)で働くメリット】

  • 身体介助や認知症へ対応できる知識やスキルを身につけることができる。
  • 看取りケアのノウハウを身につけることができる。
  • ご利用者様と長い時間をかけてじっくりと向き合いケアを提供できる。

介護老人保健施設

最大で半年程度の期間を目途に高齢者が入居して生活を送っている施設です。
介護老人保健施設は病院と在宅生活の中間に位置する施設とされており、在宅生活に戻るために必要となる体の機能や動作などを医療的なケアやリハビリを通して回復、または身につけることを目的としています。そのため、他の介護サービスとは異なり医師や看護師といった医療職、リハビリの専門職である理学療法士や作業療法士などが常駐しています。介護スタッフは医療職やリハビリの専門職と連携をしながらご利用者様へ生活に関わる支援を行います。

【老人保健施設で働くメリット】

  • ご利用者様の体調に急な変化があった時、常駐している医療職に対応してもらえる。
  • 医療やリハビリに関する知識とスキルを身につけることができる。

グループホーム

認知症を患った高齢者が入居しており少人数で共同生活を送っています。
認知症の進行を予防する効果や、症状が緩和される効果が期待される家庭的な雰囲気のある施設が多いという特徴があります。認知症を患っていても食事や掃除などの家事ができる方も多いことから、施設ではご利用者様の持つ認知症の症状へ必要なサポートを行いつつ、できるだけ自立した生活を送ることができるように支援をしています。

【グループホームで働くメリット】

  • 認知症ケアのノウハウを身につけることができる。
  • 身体面で負担の大きな支援が少ない。

デイサービス

高齢者が日帰りで施設へ通い、食事や入浴、排せつなどの支援を受けています。
ご利用者様の楽しみや身体機能の維持などを目的としたレクリエーションに力を入れている施設も多くあります。介護度が1や2に認定されている方が比較的多いという特徴があります。

【デイサービスで働くメリット】

  • レクリエーションのノウハウを身につけることができる。
  • 勤務は日勤が中心なので体調の管理がしやすい。
  • 身体面で負担の大きな支援が少ない。

訪問介護

介護を必要とする高齢者の自宅などへ訪問し、あらかじめケアプランと介護サービス計画書で決められた支援を行います。
訪問介護では特別養護老人ホームやデイサービスなどとは異なり、基本は介護スタッフ一人がご利用者様の自宅などへ行き介護サービスを提供します。

【訪問介護で働くメリット】

  • ご利用者様と介護スタッフの1対1といった環境で働くことからスタッフ同士の人間関係に悩まされることが少ない。
  • 自分1人で介護サービスを提供できる知識やスキルを身につけることができる。

有料老人ホーム

高齢者が心と体の健康を保ちながら安定した生活を送ることができるように、食事や家事、健康管理などの支援を受けることができる入居型の施設となります。
有料老人ホームにはいくつか種類があり、自立した高齢者が入居可能なものや要介護認定された方が入居しているものがあります。施設の種類によって介護スタッフの業務は異なります。民間の企業が運営をしていることが多く、その施設ならでは特色や強みのあるサービス(例:提供する食事内容が豪華、落ち着いた居室空間、丁寧な接遇など)を提供しています。

【有料老人ホームで働くメリット】

  • 施設の特色(強み)に応じた知識やスキルを身につけることができる。
  • 施設の種類に応じて幅広い高齢者(自立された方から要介護認定された方)へ介護サービスを提供できるスキルを身につけることができる。

サービス付き高齢者向け住宅

自立した高齢者や要介護認定を受けた高齢者がバリアフリーの施設に入居しており、安否の確認をはじめ生活相談などのサービスを提供しています。
介護サービスが必要な際には外部の介護事業所(訪問介護など)を利用する必要があります。サービス付き高齢者向け住宅には介護型と呼ばれる生活などの支援を行うタイプと、一般型と呼ばれるある程度自立した生活を送ることができる方が入居しているタイプに分かれています。有料老人ホームと同じように民間の企業が運営をしていることがほとんどで、提供しているサービスも施設の特色や強みによって異なります。

【サービス付き高齢者向け住宅で働くメリット】

  • 一般型では、身体介護をすることはほとんどなく体に負担をかけずに働くことができる。
  • 介護型では、身体介護や生活の支援をするスキルを身につけることができる。

小規模多機能型居宅介護施設

ご利用者様が一つの事業所で「通い」「訪問」「宿泊」の介護サービスを利用することが可能な施設になります。(わかりやすく他の介護サービスに置き換えると、同じ事業所でデイサービス・訪問介護・ショートステイを利用できると言えます)
これら3つのサービスを組み合わせながら柔軟な支援でご利用者様の在宅生活を支えます。介護スタッフはデイサービスや訪問介護(泊りがあれば夜間のケア)と同じような業務を行います。

【小規模多機能型居宅介護施設で働くメリット】

  • ご利用者様の状態に応じ柔軟な介護サービスを提供できる。
  • 身体介護をはじめ生活支援に必要な知識やスキルを身につけることができる。

病院・クリニック

病院で働く介護スタッフの多くは療養病棟やリハビリ病棟に勤務していることがほとんどです。それぞれの病棟で食事や入浴、排せつの介助をはじめとした入院生活に必要な支援を行います。

【病院・クリニックで働くメリット】

  • 自身が受診する際に福利厚生で受診費用の割引を受けられるケースがある。
  • 他の介護施設と比較すると給与が高めの傾向がある。
  • 医療に関する知識を身につけることができる。

文責:有田 和弘
特別養護老人ホーム、小規模多機能型居宅介護施設などで介護職として働き、ケアマネジャーの資格取得後は特別養護老人ホームで介護度の高いご利用者への支援を中心にケアマネジメントを行う。介護業界での勤務経験は通算で10年を超える。現在は介護関係の記事作成を中心にフリーライターとして活動中。

介護のお仕事探しなら「Work at 介護」にお任せください!

大阪市、大阪府東部エリアを中心とした、介護系に特化した非公開求人も含めた豊富な求人情報からあなたにピッタリのお仕事が見つかります。いまなら入社祝い金10万円プレゼント実施中!