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2020.09.15

介護業界での産休・育休・復職の現実と職場選びの3つのポイント!

介護業界での産休・育休・復職の現実はどうなのか?

女性は結婚・出産・育児などのライフスタイルの変化によって、働き方を変えなければならない人も多いですよね。産休は取れても、人手不足で育休を十分に取れない職場もあります。そのため、自分のライフスタイルと職場の働き方が合わずに、結婚・妊娠を機に辞めてしまう方も少なくはありません。しかし、そこで辞めてしまうと、本来もらえるはずだった産休育休時の給付金がもらえなくなったり、そこまで培ってきたキャリアが途絶えてしまいます。介護業界では、年々悪化する人手不足と、正規職員の約7割は女性が占めていることもあり、女性の働き手の需要はかなり大きい業界です。だからこそ、ライフスタイルの変化に合わせた働き方ができる職場かを見極める必要があります。介護業界は、人を支えていく仕事だからこそやりがいがあります。しかし、対象者が人であるためケアが24時間必要であったり、介護する側にも身体的負担になる仕事も多くあるのも現実です。働く側もご自身のライフスタイルを大切に、無理のない働き方をするためにどんな職場が自分に合っているのかをしっかり考えた上で、職場を選んでみてください。今回は、出産や育児、復職をする女性が職場選びで考えるポイントを介護現場の現実と合わせてご紹介します。

ポイント1:働く時間の多様性を考える

介護業界でも入所施設や24時間対応型の訪問サービスでは、夜勤対応が必要になってきます。それに比べ、日中のみ行うデイサービスやデイケアなどの通所施設では、日中のみの勤務体制になるため、比較的子育てとの両立はしやすくなります。夜勤がある職場では、その分給料は高くなるため、収入を重視したい方や頼れる家族が近くにいたり、地域の子ども預かりのサービスが充実している地域では、あえて夜勤のある職場を選ぶこともあるでしょう。その他、職場によっては正社員・パート勤務・短時間勤務等と自分のライフスタイルの変化に合わせて働き方を調整できる職場もありますので、このポイントは見学の際などに聞いてみると良いでしょう。特に、朝ごはんの準備や子どもの保育園までの送りなど、何かと忙しい朝の出勤時間が遅くできる職場はありがたいですよね。

ポイント2:利用者様の介護度を考える

施設やサービス事業所によっては、受け入れる利用者様の介護度が異なる場合があります。介護保険では要支援1から要介護5になるにつれて介護度が重度となり、ケアする側にもより体力や力が必要となる場合が多いです。妊娠したとしても、寝たきりの方を抱えたり、負担の多い体勢で仕事をこなすことで、流産してしまうということも介護業界では少なくはありません。そのため、一般企業や世の中的に妊娠した場合には安定期に入ってから報告することが多いですが、介護業界では、妊娠がわかった時点で、早めに上司に報告し、身体的負担の少ない仕事を担当させてもらうなどの工夫や比較的介護度が低い方を受け入れている施設を選ぶことも重要です。

ポイント3:スタッフの人数や出産子育て世代がどのくらい働いているかを考える

スタッフが少人数の小規模施設・サービス事業所、はたまたスタッフの多い中大規模施設。出産や育児、子育て世代にはどの職場が働きやすいのでしょうか。もちろん施設で働く人間関係や制度が重要にもなってきますが、現実的に考えますと、人数の多く働いている施設・サービス事業所の方が出産や育児をしていく女性にとっては働きやすい環境であることが多くあります。急な体調変化や子どもが熱を出したなど、すぐに他のスタッフが誰かしら対応できる体制ができるのは、人数がある程度充実してるからこそです。また、同じように出産や子育てを経験している世代の女性が多く働いている職場というのは、働きやすい職場である証拠ですし、同じ立場だからこそ助け合って快く働ける職場であることが多いので、そこも職場を選ぶポイントの一つと考えてください。

まとめ

このように、介護業界では、働き方や仕事内容など、職場によってかなり違いがあります。超高齢社会の日本では、年々介護職員の需要は高まり、働き方の多様性があることからも女性の働き手が増えてきているのです。近年では女性の働きやすい職場にするために、国の制度改正がなされたり、職場ならではの仕組みを取り入れている所も増えてきています。人の命や生活を支えていく介護という仕事は、女性ならではの力がとても活かせるやりがいのある仕事だと思います。ライフスタイルの変化によって、自分の優先したいものは何なのかを考え、ぜひ自分に合った職場を見つけてください。

文責:髙橋 慶香(たかはし ちか)
作業療法士として約5年勤務。結婚出産を機に退職。現在は家事育児とパート勤務を両立しながら、福祉ネイリストやWEBライターとしても働いている。

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